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火花よけクロス

組成 品名 品番 規格寸法 JISA1323
耐熱処理
ガラスクロス
ニチアス(株)
インサルテックスクロス
トンボ№8400 1.5×1000×30m A種合格
カーボンクロス 日本グラスファイバー工業(株)
火花よけクロス
NG-550C-100 1.5×1000×30m (非合格品)
カーボンクロス
両面シリコーンコーティング品
スパッタシート A-1020WS 1.0×1000×30m 乱尺 A種合格
シリカクロス
片面変性アクリル樹脂コーティング品
ニチアス(株)
耐火クロス-SW
トンボ№8300-SW 0.7×810×25m A種合格
  • ガラス繊維は引張強さは強いのですが、融点が低く溶融金属付着性があります。火花が周囲に飛び散らないように火花捕集用として使用されます。
  • カーボン繊維は、耐炎繊維としてたいへん優れています。空気中では赤熱するだけで燃えたり、溶融したりしません。耐溶融金属性がありますので、ノロが付着しませんが、スパッター・ノロが飛び散る欠点があります。
    1. 火花よけクロスを選ぶ目安として「JIS A 1323 建築工事用シートの溶接および溶断火花に対する難燃性試験」があります。
       JISA1323A 種合格品のなかで、安価品はトンボ№8400 インサルテックスです。トンボ№8400インサルテックスは、特殊耐熱処理ガラスクロスです。耐熱材料としての最高使用温度は550℃です。
    2. JIS A 1323に合格していないものですが、安価品で性能のよいものとして、カーボンクロス NG550C-100があります。カーボン繊維は、東邦テナックスが開発したパイロメックスが使用されており、耐炎繊維としてたいへん優れています。現場で、実際に試していただいて使用可能かどうか確認が必要です。
    3. さらに小さな火花まで遮断する必要がある場合、織り方の目が詰まっており、両面にシリコーンコーティングがされているものが適しています。スパッタシート A-1020WSがこれにあたります。火粉の貫通がありません。
    4. トンボ№8300-SW 耐火クロス-SWは、溶接火花受け専用に開発された高シリカ純度のクロスに片面コート処理を施した製品です。(A種合格)
  • ご留意事項
    1. JIS A 1323A 種合格品という基準だけで選択することはできません。というのは、JIS A 1323A 種合格品といっても、たいへん薄手のものがあり、小さな火花ははじいて遮断するが、少しでも大きいノロやスパッタには簡単に穴があいてしまうものもあるからです。できれば厚さが1.5t 位あって引張強度があることも選択基準に入れる必要があります。
    2. 火花よけクロスで完全なものはないと考えておくべきです。
      あくまでもクロスですので、大きなノロには穴があきます。そこまで対応するクロスとなると大変高価なものとなり、鉄板で防いだ方が簡単かつ安価です。
    3. 使い方の工夫として
    1. クロスに散水する。
      ノロや火花がおちた段階でも水をかける。
    2. 安価なクロスを二重・三重にする。
      できれば水を含ませたものを空間をおいて重ねて張る。
    3. 火花を受ける距離は火口から1m~1.5mとする。
    4. クロスを物品の上に直接かけると熱伝導をするので、密着せずにクロスと物品の間に空間をとる。