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パッキン・Oリング・オイルシール・メカニカルシール

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Uパッキン・ダストシール

  • Uパッキンは、その断面形状がU字形をしており、往復動パッキンとして油圧・空気圧用機器に使用されます。
    使用目的に応じて、形状・材質が異なります。
  • ダストシールは、外部からのダストの侵入を防止してパッキンを保護します。
  • バックアップリングは、パッキンのはみだし防止用として用い、パッキンの耐圧性を向上させます。
  • ウェアリングは、ピストン部の軸受として用い、かじりや偏心を防ぎ、パッキンの耐久性を向上させます。
  • クッションシールは、ストロークエンドにおけるショックを吸収してシリンダーの破損や衝撃音を防止します。
  • 保管に際して
    1. パッキンの構成材料であるゴムは、直射日光、油、水、オゾン等で劣化します。使用しないパッキンは一次包装のままかポリエチレン製の袋に入れて保管してください。
    2. 保管温度の上限は37℃を目安にして下さい。
    3. パッキンの保管期限を下表に示します。
    在庫保管の際の目安にしてください。
    製 品 材 料 保管期限
    ゴム単体品 ウレタンゴム 10年
    ニトリルゴム(NBR) 10年
    シリコーンゴム 20年
    フッ素ゴム(FKM) 20年
    ゴム焼付品 ニトリルゴム(NBR) 10年
    フッ素ゴム(FKM) 10年
    樹脂 PTFE 20年
    ポリアミド(PA) 20年
    布入りフェノール樹脂 20年

    上記に示す保管期限は、倉庫の中で直射日光・高温・多湿を避け、標準包装状態で保管されているものが対象となります。
    ゴム焼付品の金属部分に発生する錆(さび)は、保管環境に大きく左右されるため、対象外となります。
    長期保管品に使用にあたっては、錆(さび)のないことをご確認ください。
    ゴム製品の表面に白い粉(ブルーム現象)がでることがありますが性能には影響ありません。
  • 装着に際して
    1. 方向性のあるパッキンがあります。装着にあたっては方向を確認してください。
    2. ねじれたまま装着しますと、摩耗し漏れにつながります。装着時にねじれないようにご注意ください。
    3. 装着を容易にするためには、グリースや潤滑油を塗布してください。
    4. グリースや潤滑油の中には、パッキンの構成材料を膨潤させるものもあります。使用前にご確認ください。
    5. ウエスや軍手の糸くず、切粉、ごみはパッキンの寿命を短くします。このようなごみ・異物の混入を防止してください。
    6. パッキンを無理に伸ばさないでください。もとにもどらなくなり、機器の組み立てができなくなったり、漏れたりします。
  • 装着後の管理
    1. パッキンの構成材料であるゴムは、オゾンによって劣化するものもあります。大気中に露出している面は、組立時に使用したグリースまたは油を塗布してください。
    2. 機器の保管温度の上限は、37℃を目安にしてください。
    3. パッキン装着後の機器の保管は、1年を目安にしてください。

製品対照表

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