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スポンジについて

  • スポンジとは、ゴムに発泡剤を配合し、発泡剤の熱分解により生ずるガスによってゴムを多孔性の構造にしたものです。
  • 発泡体を構成している気泡構造の単位をセルといいます。
    各セルが完全に独立しているものを単独気泡型、セルが隣接するセルと連続しているものを連続気泡型といいます。
  • 単独気泡型は吸水性が極めて小さく、衝撃吸収性、加工性、浮揚性にすぐれています。
    ガスケットやクッション材に使用されます。
  • 連続気泡型は吸水性、通気性、吸音性にすぐれ、クッション材、フィルター、吸音材などに使用されます。
     スポンジ
      単独気泡型 Closed Cell=Cellular-TYPE
           →Cellular Rubber セルラバー
      連続気泡型 Open Cell=NON-Cellular-TYPE
  • スポンジの硬さは、スポンジ硬度計(たとえばアスカーC型)で測定され、スポンジ硬度として表示されます。このカタログでは特に断らない限り、アスカーC型(SRIS-0101)で表示しています。
    数値が大きいほど硬度が硬いものとなります。
    アスカー
    型式
    準拠規格 スプリング荷重g
    0度 100度
    E JIS K 6253 56 821
    C SRIS(日本ゴム協会規格)0101廃止規格 55 855
  • SRIS規格は廃止されましたが、スポンジ工業では従来通り、C型硬度計がよく使用されています。

スポンジの加工

  • 打抜加工

    トムソン型により、裁断加工をいたします。同寸法のものを多量に製作するのに適しています。

  • ウォータージェットカッター加工

    従来の刃物による切断や打抜加工で問題となった軟質材の変形・寸法精度等を解決する加工技術です。
    NCウォータージェットカッターは、超高圧水によって対象物を正確にカットいたします。